すごく子連れにおすすめ!というワケではありませんが、ちょっと面白かったのでご紹介します。
広島市西区の井口明神にある「西部埋立第二公園」。
広島市西区の商工センター周辺には「埋立第●公園」というのが、10ヶ所あり、それぞれ「第1」から「第10」まで、そのまんまの名前がついています。
この公園は、その2番目ということですが、一番歴史を感じられるようです。
一見、普通の公園です
東側から入ると、この公園は、いたって普通の公園です。
ゲートボールにでも使えそうな普通の広場。サッカーができそうなグラウンドもあります。
ちなみに奥に見えるのは井口中学校の校舎です。
遊具もオーソドックスです。
滑り台は適度に長い。1,2歳の子でも優しく滑れます。
ブランコもあるし、普通に楽しめます。
突如、巨大な「山」が!
ところが、公園西側へ進むと・・・大きな池、そして奥に山が!
あるくのすけ
正面に回ると、このような感じです
池真ん中にある大きな岩山。
その手前にはご丁寧に鳥居まで設置されています。
より「山」がはっきり見えるように、西側から撮影すると、こんな感じです↓
宮崎アニメにでも出てきそうな存在感。岩の表面から生える木々が神秘的です。岩に見えるけど、どうやって根を張っているのでしょうか。
中国の奥地にこんな景色があったような・・・
実は由緒ある場所
実はこちらは「小己斐明神」(こごいみょうじん)というそうで、元々の由来は平清盛が厳島神社を造営する際に、ここにあった「明神の浜」から木を送り出したことに始まるそうです。
ここは公園の名前の通り埋め立てられた場所ですが、ここにかつてあった船着き場の記憶を残すべく、池とその側にあった小さな小島を残したという形のようです。ちなみに、この池は「明神池」という名前で、浮かんでいるのは「小己斐島」という名前です。
何でも潮の満ち引きで池の水が上下する、珍しい池なんだそうです。
歴史を背負った「獅子の像」
そんな池の側には「獅子の像」が。昭和54年に建てられた像ですが、「元井口漁協 漁業補償委員会」の名前が書かれています。
看板をよくよく読むと、埋め立てによって先祖伝来の漁業を放棄することになるという苦渋の選択をしたということがわかります。この獅子のように広島が発展してほしいと願って建てたのだそうです。一見普通の公園でも、歴史がありますね。
まとめ
埋立公園の中でも歴史を感じさせる公園。西部埋立第5公園にも珍しい巨石がありましたが、埋立公園の個性には目を見張ります。
ぜひ第2公園の「小さな絶景」をお楽しみください。
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