今回は宮島の山、弥山(みせん)に登りに行きましたよ。宮島登山と言えばロープウェイが有名だけど、それを使わずに登っても1時間半ほどで着きます。
ロープウェイの乗り場まで行く時点で、けっこうな坂を歩かないといけないので(バスもあるけど待たないといけない)、それならもうひと頑張りして登ってしまっても良いかもしれません。
ちびっ子も楽しめた大満足の登山をご紹介しますね。

目次
登山マップを観光案内所でもらいます

弥山登山は、登山口までが長いのです。でもそれが楽しかったりもします。宮島フェリーで島に渡って、商店街をのんびり散策。商店街の途中にある案内所で登山マップがもらえます。

案内所の片隅に・・・

ありました。ここに地図があります。(多分、ほかのところにもあります)

こちらのマップにあるように、弥山登山のルートは主に3つ。本当はもっといろいろあるそうですが、親子登山はメインのルートで十分楽しめます。今回は一番メジャーな「もみじ谷」ルートで登りました。

現地の地図で見るとこのコース。こちらの方がわかりやすいですね。

そしてこちらは、それぞれのルートの距離とかかる時間わかります。登山道にあった看板です。
食べ歩きながら登山口へ

登山口へ向かうために、まずは厳島神社を目指します。途中で、あなご弁当を発見!タイムセールで1000円でした。



あるくのすけ
商店街は誘惑の嵐。これから山登りをするので、まずは腹ごしらえ。

揚げもみじ饅頭、200円也。実は揚げもみじって、作れるキットが売っていて、これもおすすめ。1600円から買えますよ。
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宮島ロープウェイの入り口を目指します

さて、商店街を抜けたら、いよいよ山の入り口を目指します。次なる目的地は宮島ロープウェイ。

ところが今度はソフトクリーム屋さんを発見!風籟堂(ふうらいどう)というお店で、なんでも「マツコの知らない世界」で紹介されたとか。

あんのん芋のソフトクリームを買いました。登山はエネルギーを使いますから…(笑)

厳島神社の裏側を通って、登山口を目指します。

ロープウェイ乗り場までのバス乗り場があります。ロープウェイで登る場合もけっこう時間がかかるんですね。

ここで改めて登山道の確認。今から行くのは一番やさしい(と言われている)、「宮島登山道(紅葉谷コース)」。

紅葉谷公園あたりからようやく登山ぽくなります。

でもまだあくまで「紅葉谷『公園』」なんです。

茶屋があって紅葉の季節は絶景がひろがっています。詳しくはコチラ↓

どこを切り取っても絵になる絶景が素敵すぎます。



ようやく登山道かと思いきや、「『奥』もみじ谷公園」なんです。

公園内に最後のトイレがあります。鹿よけのための柵が入り口につけられています。野生のシカはあちこちで見られますよ。

ようやく登山口です

登山道のただし書き。小学2年生と一緒に歩いても1時間30分ぐらいで登れました。

ようやく登山開始。


さっそく鹿がお出迎え!みやみに近づかないように気を付けたい。


階段メインで登りやすい登山道
階段がメインです。こんなに詳しい写真解説がいるのかな?というくらい楽です。
比べてみると、牛田山よりはきついけど、深入山よりは楽な感じです。


道は本当にしっかりしてます。登りやすい!

途中であちらこちらにベンチがあります。

100メートル進むごとに看板があって安心です。


登っている人たちは?
たくさんの登山客とすれ違いましたが、普通のスニーカー姿の人たちも多くいました。幼稚園児くらいの子連れの親子もいましたし、お年寄りのグループもいらっしゃいました。両手にポールを持っている人も多くいて、個人的にはポールはあってもよいかなと思います。急な坂もありますので。
外国人がすごく多くて、いかにも旅館に荷物を置いて、そのまま散歩に出かけてきました!って感じの格好の人が多くて、少し心配しました。気を付けて登ってくださいね。


途中で休めそうな岩もたくさんあって、若者やお年寄りなど多くの人たちが腰かけて休んでいました。ゆっくり自分のペースで登れるのも魅力ですね。


すこし壊れている場所もありました。気を付けて登れば大丈夫。




ロープウェイ登山道と合流
1時間ほどでロープウェイからの登山道と合流します。実はロープウェイに乗っても、結局20分ぐらいは山歩きをするんです。

展望台は16時までだそうです。

登っていくとだんだん海が見えてきます。楽しみ!


奥に見えるのがロープウェイの乗り場。乗り場からもけっこうかかるのがわかります。
途中で登山客の数を数えるカウンターがありました。


霊火堂に到着

弥山のパワースポットと言われる「霊火堂(れいかどう)」につきました。1200年燃え続けているんだとか。

観光客でけっこう賑わっていました。

かわいすぎるフォトスポットが!



あるくのすけ
多分、こちらが弥山のお堂です。



山頂直前は奇岩が楽しめます

お堂を抜けてしばらく歩くと、もう山頂は目前!ここからは絶景と、奇岩を楽しめます。


弥山の岩は、主な地質である花崗岩が風化して生まれたそうです。数々の「奇岩怪石」が作る景色が、山岳信仰の礎になっていると言われているそうです。
こちらは有名なくぐり岩。大きな岩の間をくぐり抜けます。

他にも奇岩がたくさんありますが、詳しく知りたい方は宮島ロープウェイのHPにのっていたのでご覧ください。
ついに山頂!

そして登山口から登ること1時間半弱、535メートルの弥山に登頂です!

山頂にはこんな展望台があります。

展望台の屋上からの眺めは気持ちいい!

中は広々!お弁当を食べるのに良さそうでしたが、この日は日陰で風があったこともあり、けっこう寒い!

お昼はあなご弁当
お昼ごはんは1000円だったあなご弁当。おいしかった~

展望台の中にはお土産屋さんがあります。トイレもあるので、しっかり済ませましょう。

まとめ
弥山は親子登山では、レベルが高い印象でしたが、紅葉谷公園ルートについては階段が多く、思いのほか簡単でした。
かかった時間を書いておきますね。
- 宮島桟橋~厳島神社裏側 30分(食べ歩きしすぎ)
- 厳島神社裏側~紅葉谷公園~登山口 30分(普通に歩いた)
- 登山口~ロープウェイ乗り場からの道との合流地点 1時間
- 合流地点~山頂 25分
- 山頂~登山口 1時間弱
幼稚園児くらいで登っている親子連れも2組はすれちがいました。山歩きの準備をするのはもちろん必要ですが、親子登山もおすすめですよ。
こちらはおすすめの親子登山体験記↓
最後まで読んで頂きありがとうございました。

