クワガタもいるらしい!?ということで有名な、帝釈峡くぬぎの森オートキャンプ場に行ってきました。
庄原市にある休暇村の敷地内にあるキャンプ場で、コテージのほか普通の宿もあります。
広島市内からは、ちょっと遠いけど、なだらかな斜面にゆったりとしたサイトの配置がとても良い素敵なキャンプ場でした。家族連れにもおすすめ!
あるくのすけ
クワガタが見られるキャンプ場はあまり見当たりませんが、庄原市の備北丘陵公園ではカブトムシ・クワガタドームを営業している期間に泊まれば、キャンプもクワガタ観賞も楽しめます。こちらもどうぞ↓
備北オートビレッジは親子初心者キャンプに最適!初めてでも楽しめたよカブトムシに思う存分触れる「カブトムシドーム」に行ってきたよ(庄原・備北丘陵公園)目次
アクセスは?
住所は、庄原市東城町三坂962-1。
東城町!
ってちょっと遠そう・・・って思いますよね。遠かったです。
中国道東城ICから15分ほどですが、東城までが遠いんです。帝釈峡って、庄原なのか神石高原町かよくわからなかったのですが、両方にまたがっているんですね。今回のくぬぎの森オートキャンプ場は庄原市です。
東城ICを降りて15分ほど。インター降りてすぐにフレスタがあるので、そこでお買い物するのが◎
家が並ぶ生活道路を抜けるとついに看板が!
敷地内の道路はしっかり広くて整備されています。
さすが選ばれたところにしかない休暇村です。
ちなみに国民休暇村というのは、日本の景色を代表する国立公園・国定公園などにあるリゾートホテルで、全国35ヶ所しかありません。元々は厚生省が構想して作られたものなので、けっこうちゃんとしてます。
広島は帝釈峡のほかウサギで有名な大久野島にもあります。近くでは奥大山(鳥取)、蒜山高原(岡山)にも。
受け付けは体育館
敷地に入ってすぐにある体育館。ここでキャンプの受付です。
マキを売っていますが、そのほかのキャンプグッズはあまり売っていません。歩いて15分、車で3分ぐらいの「本館」には炭、洗面用具、アイス、お菓子とかを売っていましたが、キャンプ道具はなかったので忘れ物があったら東城市街地で買いましょう。(IC降りたあたり)
チェックインは13時から。チェックアウトは翌日11時。(でも11時過ぎてもけっこうたくさんの人が残っていました。なかなか片付けが間に合いません)
チェックインのときにゴミ袋をくれました。本館に捨てて帰れるのです。これはうれしい!(帰りの車の中にゴミがいっぱいあるの、ちょっと嫌ですもんね)
敷地内は道路もゆったり。家族連れにも安心です。(道が細いキャンプ場もけっこうありますよね)
ちょっと走るとすぐにくぬぎでいっぱいの森に!気持ちいい!窓をあけて風を感じながら走ります。
どんなサイト?
くぬぎに囲まれたサイトは本当に気持ちがいい!木漏れ日がちょうどよい感じに日差しを遮ってくれます。
キャンプ場内は、下の体育館から一方通行。時計回りにぐるっとまわる形です。
2,3ヶ所がくっついたサイトのほか、ちょっと離れてプライベート感のあるサイトもあります。今回はお友達一家と行ったので、サイトをくっつけて押さえてくれました。親切で感じの良い受付さんでしたよ。
10m×10m 十分広いサイト
なだらかな道沿いに、きちんと整備されたサイトが並んでいます。
車を止めるところはきちんとレンガみたいな滑り止めが埋め込まれていて、停めやすいようになっていました。細かいけれどうれしい作業です。
- Aサイト「水道・AC電源・炉付」16サイト 基本5000円
- Bサイト「AC電源付」9サイト 基本4500円
- Cサイト「電源なし・水道なし」17サイト 基本4000円
Aサイト(AC電源、水道、炉付き)基本的には5000円。(繁忙期は値上がり)
今回は電源・水道なしに泊まりました。でも普通にすぐそばに水場があるので困りませんでした。
設備は?
適度に近い場所に水場がありました。オーソドックスなものです。
お湯は出ないけど、普通に使えます。(先日行ったOutdoorFunキャンプフィールド(安芸高田市)がお湯が出たので、それに慣れちゃっていました)
トイレ
トイレはちょっと古いのが残念。和式でしたので、要注意です。
本館にはきれいなトイレがありましたので、気になる人はそちらを使うのも良いかも。(夜も使えるか要確認です)
お風呂あり
そして一番のメリットがお風呂があること!歩くと15分、車で3分の所にある本館の大浴場は14時から21時までやっていて、大人440円、小学生330円。タオルも販売していてバスタオルもレンタルできます。(ただ宿泊者優先なのでキャンプの人は19時から21時の間にお願いしますと言われました)
露天風呂があるらしく、夜はお風呂のこどもたちの声が道路からも聞こえました(笑)
注意点!
くぬぎの森だけあって、虫が相当いました。長そで長ズボンは必携かなと。10月初めでもアブがけっこう飛んでいました(前にアブに刺されたので恐怖症)。虫よけスプレーに蚊取り線香もつかって最大防備しました。
虫よけスプレーはキャンプ用コンテナに入れておくのがおすすめ↓
キャンプ用品は買っていこう
また本館ではキャンプ用品はそんなに売っていないので、きちんと買って行った方が良さそうです。東城ICのフレスタで買うのも良さそう。
良かったところ
ペット同伴OKなんですね。またゴミ捨て場もあるため、空き缶や燃えるごみを分別すれば捨てて帰れます。とにかくきちんとしてます。
一番よかったところ
そして最も気に入ったのは「くぬぎの森の木漏れ日の気持ちよさ」
もちろん天気が良かったのもありますが、斜面の向きとか、木の植えてある数がちょうどよいのか、どこもかしこも気持ちいい木漏れ日が見られました。
夕焼けもうっすら見えて、夕方まで日の傾きを楽しめました。
天体観測もできます
夜は満天の星空が楽しめました。キャンプ場からちょっと歩いた「本館」そばの芝生がおすすめ。(お風呂のついでが良いかも)
最近はスマホでも星空が撮れるモードのものがあるので、挑戦してみても良いかも。天の川がうっすらみられるくらい、星が良く見えます。
足元の芝生は濡れているので、靴には気を付けて行ってみてくださいね。
翌朝は朝露がスゴかった…
さて眠りにつきましたが・・・
「ポタリ・・・・ポタリ・・・」
ん?雨かな? 雨予報じゃないんだけど・・・
と思ったらどうも夜露のようです。葉っぱの夜露が夜中に下に落ちてくるんですね。あわててタープの下に荷物をいれて、湿るとダメな薪や炭を車の中にいれます。
朝起きたらテントも含めてかなりぐっしょり・・・
木漏れ日サイトは、日陰が多いのでテントを乾かすのには向いてない。後で体育館の方に行ったら、体育館の駐車場でテントを広げて干している人が・・・そうか、その手がありましたか。
おまけ
この日のキャンプは焚火料理で鳥の丸焼きに挑戦。
網であぶった後、ダッチオーブンに。
・・・黒焦げでした(笑)
でも表面だけで、中身はきちんとやわらかくなっていました。何事もチャレンジですね。
とにかく環境が良いです
オートキャンプには広い広場やグラウンドゴルフ場もありました。
コテージには大学生くらいの団体さんが泊っていて、芝生でバトミントンをしたり、コテージ前でバーベキューを楽しんでいました。けっこう団体さんもよく泊まるみたいです。
休暇村「本館」は?
キャンプ場から歩いて15分ほどの「本館」もおすすめ。チェックアウトが11時でしたので、そのあと少しゆっくりしながらお昼ご飯を食べました。
ちなみにゴミ捨て場もここにあるので、チェックアウト後は必ず立ち寄るところ。そのまま中をちょっと見て、こどもたちの「お腹すいたー」の声でレストランへ。
中は普通のホテルです。ロビーにはお土産屋さんも。
子どものスペースがありました。輪投げや、ちょっとしたおもちゃなど。
こちらは東城町名物の「土鈴(どれい)」づくりの体験コーナー。小物が好きな人は挑戦しても良いかも。550円。
ランチは?
レストランはホテルの朝食ビッフェに使われている会場です。
メニューはけっこういろいろありました。山菜そばや、カレーや、お子様ランチなど。お子様ランチのボリュームがけっこうあってお得です。
ちょっとおもしろかったのが、釜を使ったパンケーキ。せっかくなので注文してみました。
↑こんなデザートらしからぬ感じで運ばれてきます。火をつけて消えるまで待つんですね。
待つこと10分。フワフワのパンケーキが!
クリームやメイプルシロップをたっぷりかけて頂きまーす。600円でした。
レストランからはきれいな芝生広場が見えます。
せっかくなので芝生の庭で遊びました
レストランに立ち寄ったら、ついでに行きたいのが芝生テラス。小さな滑り台やブランコもあって、小さな子供も遊べます。
かわいいヤギがいて、子供たちの人気者に!あちこちにフンが落ちていたり、あんまり撫ですぎると急に向かってくるのでご注意を。
ヤギはメエ太くんだそうです。
帝釈峡を少し観光して帰りました
休暇村から車で10分も走ると神龍湖が見えてきます。
この景色!すごくきれい!もうちょっとすると紅葉が見られるんでしょう。
遊覧船に乗る手もありましたが、この日は時間がなかったので、見るだけ。30分ごとに運航しているとのこと。
神龍湖は全長8kmある人造湖なんだそうです。まわりの緑がとにかくきれい!ずっと長い時間見ていても飽きません。(こどもたちは飽きてました。遊覧船、時間があれば乗ってあげるのが良いと思います)
帝釈峡にはこの他にも国の天然記念物・雄橋(高さ40m、長さ90mの天然の橋)などがありますが、小さな子供にはつまらないかも。駐車場からけっこう歩かないと見られませんし。子連れには遊覧船が楽しめる気がします。
まとめ
後半は帝釈峡のお話になりましたが、キャンプ場はかなりおすすめです。せっかく遠くまで来たので、ゆっくり過ごしたいですね。チェックインは13時なので、ちょっと前から行ってスタンバイしておきたいですね。
林の中なので、何度も言いますが、長そで、虫よけスプレーは必携!しっかり蚊取り線香をして焚火をすれば虫も寄ってこないはず。
本館のお風呂があるので、しっかり入浴したい人にはよいキャンプ場だと思います。ちゃんと森の中にあって、歩いて行ける範囲にお風呂があるキャンプ場は貴重です。(だいたいお風呂があるところは建物の目の前にサイトがあったりする。良い温泉があるところは車で15分くらいかかったりする)
せっかくなので翌日には帝釈峡を観光して帰ってみてください!
ちなみに近くには神石高原ティアガルテンもあります。大鬼谷とか、県北はおすすめキャンプ場がたくさん!
神石高原ティアガルテンのキャンプ場に泊まって人気の理由を見てきたよ!大鬼谷オートキャンプ場(庄原市)大人気の秘密を写真多めで伝えるよ!〇広島県庄原市東城町三坂962-1
〇TEL:08477-2-3110
〇開設期間 4月上旬~12月上旬
〇料金 Aサイト(AC電源、水道、炉付き)5000円/Bサイト(AC電源付き) 4500円/Cサイト 駐車場のみ 4000円
〇チェックイン:13:00~21:00/チェックアウト:11:00
〇公式ホームページ https://www.qkamura.or.jp/taishaku/camp/
最後まで読んで頂きありがとうございました。