動物園や水族館やこんちゅう館など、生き物と触れ合える展示には、なるべくいろんなところに連れて行きたい・・・と思って、勢い余って福山市立動物園まで行ってきました。(広島市在住ですが)
ちょっと遠くはありましたが、やっぱり地域ごとの魅力がありますよね。県東部の公設動物園「福山市立動物園」の魅力をレビューします。
あるくのすけ
園内がちっちゃくまとまってるので、途中で疲れないで、最後まで走り回って見れたよ!
目次
魅力は「楽しめる3つの施設」
動物園、と言いながらも、1ヶ所で3つの施設が楽しめるのが魅力。
「動物園」のほかに・・・
懐かしの「スワンボート」!
そして「富谷ドームランド」という巨大遊具の公園です。
この3つがあるからこそ、この動物園は丸一日楽しめる施設となっている(ような気がする)のです。ぜひ3つとも回ることをお勧めします。
アクセスは?
福山市から府中市方面へ抜けていくあたりにあります。残念ながら、ほぼ車でしか行けないと思います。
駐車場は700台あり。
こじんまりしてますが定番の動物は押さえています
入り口を入ると・・・食堂や売店があります。安佐動物公園に比べるとちっちゃいので一瞬、不安になります。
が、心配無用。この小ささも魅力に見えてきます。
全体マップは以下の通り。全部がまわりやすく配置されています。
まずはペンギンコーナー
入り口に一番近いペンギンコーナー。
泳ぐ姿をしっかり見れます。
ペンギンって、水族館にいるものかと思ってましたが、動物園で見れちゃいますよね。安佐動物公園にもいました。
シマウマ、キリン
次はサバンナ系(?)の動物コーナー。高い位置からシマウマやキリンを見られます。数は安佐動物公園よりは少なめ。後で記しますが、キリンはエサやりができましたよ!
NHKの歌を意識?してないかもしれませんが…
ミーアキャットの次に・・・
フラミンゴを配置したのには、NHKの歌の影響を感じます。(ミーーーアキャットの・・・フラミンゴ!という体操の歌ですね)
鳥も一通り展示してあります。そこまで大きなケージではありませんが、飛び回る鳥たちを眺められます。
あるくのすけ
新聞に何度も載った名物のぞうさん
「ふくちゃん」。結核にかかったゾウとして新聞にも載っていました。クラウドファンディングで資金が集まり、今は無事治療で来ている…のかな。
は虫類館
こじんまりとしながらも、ちゃんとは虫類館もあります。イグアナやカメ、ヘビなどいろいろいますよ。
サルゾーン
コンパクトにまとまった園内の秘密のひとつがこれ。サルの集合住宅とでも言いますか、一体型のオリにたくさんのサルたちが集っています。
一か所で一気に見られる「おさるアパートメント」です。
ハンターの城
アパートメントの次はお城です。
「ハンターの城」と名付けられています。強い動物たちが勢ぞろい。
あるくのすけ
動物園って、必ずこういうオブジェがありますよね↓
安佐動物公園の「変わったオブジェ」に注目してみた奥に寝ているトラが見えるでしょうか。
↑こんな感じで、頭を突っ込んで中を見られる窓があります。安佐動物公園のレオガラスほどではないけど、臨場感ありですね。
安佐動物公園のレオガラス ライオンが近すぎてホントに驚いた!いろんな角度から園内が見られるのが「ハンターの館」の一番の特徴。
2階部分からは、無防備なハンターたちの姿を覗き見れちゃいます。
遊び心ある掲示があちこちにありましたよ↓
イベントいろいろ
ちっちゃいながらもイベントは充実しています。この日は以下のようなイベントが目白押し。まずこれを調べてからまわりました。
あるくのすけ
キリンのエサやり体験をしてきたよ
この日はちょっと空いてる日だったので、15分前くらいで十分整理券をもらえました。安佐動物公園よりは空いている印象。
エサは人参や葉物野菜。
ベロが長ーい!近くから見られるのが動物園のだいご味。可能なら、やっぱり体験には参加したいですよね。
「ふくりん」、「はっさく」、「すもも」、「あんず」といった名前がつけられています。統一感がありませんが、その時の園長さんによって変わってゆくのだとか(*^_^*)
テンジクネズミのふれあい
触れ合いは他にもできました。
安佐動物公園にもあるふれあい広場。オリジナルエプロンを借りて動物たちをだっこです。
このときはテンジクネズミでしたよ。
あふれる手作り感
入り口にある動物クイズ
こちらは入り口。手作り動物クイズが掲示されていました。
あちこちにある手作りポップ
そしてイラスト。動物園には絵の達者な職員さんが必ずいるようです。安佐動物公園の漫画家さんも有名ですよね。詳しくはコチラ↓
安佐動物公園を親子で楽しむ方法おすすめ9選 1回1テーマのススメこんな漫画を描かれています↓
食事は?
冒頭でも書きましたが、お食事処はこじんまり。お弁当を持ってくるのも良いと思います。うどんとかポテトとかはあります。
スワンボート
20分800円。高いとみるか安いと見るか。子供たちのボートに乗りたい圧力は、相当なものでした。
親たちはこういうボートを見ると、昭和のデートを想像しちゃいます。
絵にかいたようなスワンボートに子供たちは大興奮。
ちゃんと救命胴衣を着て出発!
新しくはないけれど、しっかりとこぎやすいボートでした。2人でこぐと楽です。
池の真ん中にはカモやら白鳥やらがいて、間近に見られます。
富谷ドームランド
動物園の入り口には、無料の遊び場があるんです。
動物園側からは遠めに、こんな感じですが、存在感がスゴイ!
でっかいドームの中には、階段やネットなどが迷路のように張り巡らされています。
動物園らしい、動物デザインの遊具もあちこちにあります。
滑り台も何本もしっかりあります。
小さめの子供が遊べるスペースもあり。
なるべく人が映らないように撮影していますが、動物園よりも人口密度ははるかにあります。動物園がこじんまりしている分、ここに子供たちがたまるのでしょう。屋根付きスペースもあるので、親御さんたちもゆっくり休んでます。
まとめ
こじんまりとしていますが、広島に住んでいるなら行って損はない動物園です。定番の動物達もしっかり押さえています。なにより小さくてまわりやすい。逆に安佐動物公園って、ちょっと広すぎに思えるくらいです。ちっちゃい子は、こっちの方が行きやすいかもしれません。
新しくはありませんが、衛生面はかなり気を使っていて、安心できます。トイレにもしっかり消毒液などが備えられています。
そして体験は安佐動物公園よりも並ばずできる印象です。最初にイベントの予定を見て動きたいですね。全体が小さいこともあり、ねらい目のところを手分けして並ぶこともできそうです。
安佐動物公園のように動物園だけで1日過ごすというよりは、目の前の公園込みで1日遊べる感じでした。
〇広島県福山市芦田町福田276-1
〇入園料 15歳以上 520円/中学生以下、市内在住65歳以上は無料
〇TEL:084-958-3200
〇公式ホームページ http://www.fukuyamazoo.jp/index.php
最後まで読んで頂きありがとうございました。