ひろしま美術館(リーガロイヤルホテルホテル北側)で開催中の「やなせたかし展」に行ってきました。
ひろしま美術館は、ちっちゃな子どもにもやさしい美術館でしたよ。
どんな展示会?
詩とメルヘン絵本館開館20周年 やなせたかし展 みんな大好き!アンパンマンの生みの親 2018年7月14日〜8月26日
「ひろしま」の冠のつく美術館というと、「県立広島美術館」と間違えがちですが、今回のは「ひろしま美術館」。リーガロイヤルホテルの北側。グリーンアリーナに近い方です。(ちなみに県立美術館、縮景園の隣では「ジブリ展」をやっています)
自然豊かな庭園。美術館らしくて好きですが、今回は大人の事情で、中の写真はなし。写真コーナーはあったのですが、ネットにあげるのはNGとのことでした。
深い!やなせ先生の世界を堪能
正面から向かって左側奥が展示室。子ども2人を連れて行きましたが、元気に駆けて入っていきました。展示室のアンパンマンに大喜び。大人は後ろから静かについてゆきながら展示を見ていくと、様々な発見が・・・!
初期のアンパンマンの絵の違いに驚き。自分の顔を差し出すヒーローって、確かに珍しい。自己犠牲というか、いろいろと考えられた作品なんだなと。いろんなキャラクターが出てくる子供向けのお話くらいにしか思っていませんでしたが反省。
そしてそんな初期のアンパンマンの後に、やなせ先生の初期の絵本を見ると、確かに非常にいろいろ考えさせられます。ただのかわいいお話というよりも、ずっと深く、生きること死ぬことを描いたものもありました。かわいい絵の裏側にはずっとたくさんのメッセージがあったようです。
また詩とデザインをメインとした雑誌を長らく作られていたようで、商業主義に反発して、様々な表現活動をされていたようです。絵がきれい。そして深い。一見、きれいなイラストですが、様々な深い絵本を描いているやなせさんが描いた・・・と思いながら見ると、感じるところがあります。写真を載せられないので、こんな記述ですが、アンパンマン展で、こんなにいろいろ発見があるとは思いませんでした。
ちなみにアンパンマンを楽しみにしている子どもが満足するような、かわいらしい絵もたくさんありました。大きな絵の前で大はしゃぎで写真を撮らせてもらいました。字をしっかり読める小学生以上くらいが良いような気もします。幼稚園の我が子は、売店で絵本を読みふけっておりました。
ひろしま美術館、休憩スペースが豪華
ちなみに、美術館の入り口の棟の地下にある休憩スペースが秀逸でした。おむつ替えに授乳スペース、さらに遊び場も。猛暑を考えてか水のサービスもありました。
↑ちゃんとオムツ捨てもあります。ありがとうございます<m(__)m>
↑絵本スペースも。
子連れにも行きやすい美術館でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。