安芸郡熊野町(くまのちょう)。広島市と呉市の間ぐらいにある小さな町は、知る人ぞ知る「筆の里」。
180年の歴史と2000人もの筆職人さんたちがいて、生産量は日本一なんです!
そんな筆と歴史について学べるのが「筆の里工房」に行ってきましたよ
あるくのすけ
小学生なら大昔の文字の歴史から学べるよ
アクセスは?
広島市中心部からは35分くらい。広島熊野道路が無料になったので、より行きやすくなりましたね
ほとんどの人が車で行くとは思いますが、バスで行くと「出来庭バス停」というところから徒歩20分です。車がおすすめです
駐車場は?
駐車場は84台。行ったのは日曜午後でしたが、すいてましたよ~(良いことではないかも)
いざ館内へ
入り口には立派な石。
三角屋根の外観。
三角屋根の内側は赤い鉄骨。立派な作りです
入り口には自動の検温装置が。すぐに体温が測れてびっくり!
コロナ対策ばっちりですね。ロビーも広くて、密な感じは全くありませんでした。
このフロアにはお土産がそろっています。メインは化粧筆。
3本1200円くらいの絵筆セットを買いましたよ。すっごくちゃんとしてそう
筆をモチーフにしたTシャツも!なんかいろいろ出してるんですね
有料ギャラリースペース(地下1階)
有料の博物館スペースは地下にありました。
巨大な筆がお出迎え。馬のしっぽを使っているそうです。大きさは確かめに行ってみてね
筆の歴史が古代から紹介されていました。聖徳太子、源氏物語、枕草子、江戸時代・・・と歴史に沿って書いてあったので、子供たちも「これ知ってる!」と興味津々。うれしい誤算でした。
体験コーナーが充実
水の筆で文字が書けるコーナーがありましたよ
普段使うことがない、大きな筆!
そして大きなホワイトボード。水で濡らして書くと、思ったよりも濃い、本物っぽい色合いです。気持ちいい!いろいろ書いちゃいました
化粧筆を使ったお化粧についての模型もいろいろありました。お化粧福笑いはユニークでした
実演コーナーも!
筆職人さんが熊野町には2000人もいるそうです!
その技を目の前で見られるコーナーがありましたよ。体験もできるみたい!
写真は撮っていませんが、着物などに筆で絵を描いていく職人さんが実演していました。目の前で細かすぎる風景画を、サラサラっと描いていて、「職人さんってすごい!」って子供たちも大興奮でしたよ
特設コーナー
特設コーナーには「絵手紙」が展示されていました。全国から集まった力作!小さい子から、熟年の技まで。本当にみんな上手!ことし亡くなった志村けんさんや、新型コロナウイルスに立ち向かっている医療従事者を扱ったものが多くみられました。
外は憩いの場
目の前には大きな池がありました。
寒くなければ、外でコーヒーを楽しんでも良さそう。入りませんでしたが、建物にはカフェもありましたよ。
川もあって、風流な感じです
周りにはいろんな方が書かれたプレートが飾られていました。
まとめ
「筆かあ・・・」と興味なしモードの子供たちでしたが、思いのほか楽しめました。歴史を習い始めてたのが良かったのかもしれません。
筆の体験とかしてると、いつのまにか1時間以上たっていました。大満足です。
企画展をいろいろやっていて、過去には「ひふみん」でおなじみの加藤一二三さんの「勝負師の言葉」展。(カレンダーで人気が出てますよね↓)
つい最近は「アンパンマン、やなせたかし展」など、いろいろやっていましたよ。気に入った展示会に合わせて行くのも良いかもしれません。
〇広島県安芸郡熊野町中溝5-17-1
〇082-855-3010
〇開館時間10:00〜17:00 (入館は16:30まで)
〇休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※臨時休館
〇入館料 大人600円、小中高生250円、幼児無料
〇駐車場84台
〇公式ホームページ http://fude.or.jp/jp/
最後まで読んで頂きありがとうございました。