広島城に行きたーい!
と言っても、紙屋町・八丁堀の電停やバスセンターからは微妙に離れていて、地下通路があったり、行き方がよくわからない…という人のために、回り方をイチから解説します。
原爆ドームの陰に隠れているようにも見えますが、広島の歴史を語るのに欠かせない貴重な展示なんです。ぜひ行ってみましょう!
あるくのすけ
ようやく書ききったよ(*^_^*)
でも細かい歴史は公式ホームページを見てね
目次
どんなところ?
まずは全体図から、概要を説明しますね。
右下にある「島」みたいな「二の丸」↓
真ん中の一番広い「本丸」。昔は城の屋敷があり、明治以降、戦中まで広島大本営が置かれた跡地↓
その本丸にある「護国神社」。七五三と言えばここ。昔は馬の訓練場とかだったそうです↓
そして天守閣からなっています↓
アクセスは?
そもそもちょっと歩いていきにくいんです。(ごめんなさい)地下通路があるからですね。
バスセンター・紙屋町方面から(表御門コース)
オレンジのマーカーの行き方です。途中で地下通路を通るのでご注意を(ひろしま美術館横→城南通りをくぐります)
近道コース(東側から)
地下道を通らずに、横断歩道で行ける行き方です。二の丸を通らないで天守閣に行く方法です。このルートは記事の下の方に書きますね。
車の場合
近くの駐車場は上の2つ。広島市中央駐車場は市営です。30分180円。
リーガロイヤルホテルの地下駐車場もあります。パセーラという商業施設の駐車場です。詳しくはコチラ
バスセンター・紙屋町方面からの行き方(表御門コース)
上の地図で言うと、南側からの行き方です。地下道を出ると、まずは広めの通路があります。
広島市がやってるピースクルが置いてあります。
橋を渡ると「二の丸」。
あるくのすけ
そしてすぐ横には遊覧船があります。遊覧時間35分。
ゆったりと堀を回ります。
遊覧船の料金や、そのほかの船の広島観光はコチラ
まずは無料で入れる「二の丸」観光
お堀に面した二の丸。中に入れますよ。
橋を渡って、門をくぐります。
門をくぐるとこんな感じ。
4~9月…9時~17時半
10~3月…9時~16時半
休館日 12月29日~1月2日
表御門・平櫓・多聞櫓・太鼓櫓で構成されていて、平成3~6年に復元されました。
中は靴を脱いで入ります
模型などがずらり。
広島城の天守閣にある鯱瓦(しゃちがわら)が展示されています。芸予地震で壊れたりして、いまの瓦は3代目。
二の丸の広場
こんな感じでけっこう開けてます。
安芸ひろしま武将隊がいましたよ。土日をメインに活動されているようです。
隅っこに被爆樹木のユーカリの木があります。広島城は原爆の爆心地に近く、全焼した歴史があるのです。
橋を渡って「本丸」へ
再び橋を渡って本丸へ。
入ってすぐは芝生が広がっています。
そして、城の敷地内に「広島護国神社」があります。七五三の定番です。
元々、旧広島市民球場あたりにありましたが、原爆で全焼し、昭和31年にここに移転されたそうです。
広島城のお土産屋さん
護国神社の目の前に、ちっちゃなお土産やさんと休憩どころがあります。
昔懐かしい感じのお土産がいろいろありましたよ。キーホルダーって今も売ってるんですね。お土産の定番です。
こちらではアイスも売っていて、抹茶のものとかおいしそうでしたよ。
本丸には大本営跡地が
石段を上がって一段あがると、広島大本営跡地です。
お城の時には、屋敷が並んでいたであろう場所ですが、明治時代に大本営が設けられたことから、「大本営跡地」と呼ばれています。広島の歴史には「戦争の歴史」が必ずついてきます。
あるくのすけ
台所や廊下など、お城があったときの屋敷の地図がありました。こう見ると、広いお城だったんだと思いますね。いまは天守閣と二の丸しか見えませんが。
いざ、広島城天守閣へ
歩いていくと、だんだん天守閣が見えてきました。
トイレは天守閣内にはないので、こちらですませましょう。
目の前にあると立派です。天守閣は1945年の原爆で倒壊しましたが、1958年に、外観を復元したコンクリート建築として再建されたものです。
第1層は歴史が学べてコスプレ(?)写真も
展示室は一部をのぞいて写真撮影NG。なんとなく雰囲気をお伝えしますね。
1層は、お城の歴史など。5分ほどのアニメや解説映像(わかりやすい!)が満載です。ボールを転がして、天守閣まで運ぶボード?ゲームみたいなものもあって、子供は釘付けでした。
広島は、かつて五ヶ村(ごかむら)と呼ばれていて、その頃は府中町に国府が置かれていたんですね。まだ平和公園あたりまでしか陸地がなかった16世紀ごろから、平清盛が登場して、広島になっていく過程は見ごたえがありました。
そして気になったのがコスプレ?コーナー。
着物が着れて・・・
かぶともかぶって、広島城の前で記念撮影ができます。
主に子供向け。そして外国人も楽しんでましたよ。
第2層
城下町の暮らしが解説されていました。
こんなゆるキャラ?も登場。
武家屋敷や商家などの模型がありました。
第3層は刀の展示
いま流行りの刀剣女子が喜びそうな、刀がたくさん展示されていました。刀に触れるコーナーもあって、重さがわかりましたよ。ちなみに、ここの警備員さんが、展示についての解説をしてくれました。警備員さんとは思えない詳しさ!きっとお城ファンなのでしょう
第4層は企画展コーナー
時期ごとに様々な展示会をやっています。展示会の看板はコチラ↓
第5層 天守閣展望台
そして5階がおまちかねの展望台。
双眼鏡は50円。ちゃんと中に両替機が置いてありました。
北方向
お堀の向こうに見えるのは、県立基町高校。
西方向
基町アパートが見えます。左側には中央公園。もうすぐサッカースタジアムが建設されます。
南方向
手前にお城の敷地が森のように見えます。奥にはリーガロイヤルホテルがそびえたちます。
東方向
目の前の塔はRCC中国放送。その右側はアーバンビューグランドタワー。
展望室にはレトロな自販機が!
そしてそんな展望室には、ちょっと懐かしいレトロな自販機が。
黄金に光るメダルは500円。30円で、名前や日付を刻印できます。懐かしい!
ガチャガチャはピンバッジ。これもまた懐かしい!
スタンプもあったよ。
東側から行く場合
あまりこっちからは行きませんが、東側にも入り口があるので、こちらからも行けます。天守閣へはわずかに近いんですね。
東側を歩くと、広島市中央バレーボール場が。
さらに北に進むと林が。
ここを突っ切って、日影を楽しみながら城に向かうのもよし。
池田勇人元首相の銅像を発見。「おーっ」となる有名さはありませんが、広島出身の首相です。
鉄塔が遠くから見えましたが、RCC中国放送です。広島のTBS系列のテレビ局です。
お堀にかかる橋を渡ります。ここはまだ車が通るので注意が必要です。
お城の敷地内に入ります。だいぶ開けてきました。
ようやくお城の中庭に入れました。
東側から見る天守閣
ちなみに天守閣に東側から回り込んでみるとこんな感じ。
こちらからの見え方もかっこよい。
所要時間は
南側の入り口から、二の丸→売店→散策→天守閣まで子供とまわって2時間弱でした。
天守閣だけだと、展示のビデオを見て、文章はしっかり読まないで1時間かかりました。展示の量が多いので、しっかり展示を見ると1時間半は軽くかかりそうです。
ツイッターが素敵です
ファンによる非公式ツイッターとのことですが、すっごく詳しいし、ユーモアにあふれてます。ぜひチェックしてみてくださいね。
あるくのすけ
ディズニーのワンデーパスポートが8200円に値上げするようですが、ここで広島城天守閣入館料の推移をご覧下さい( ´Д`)y
江戸期 プライスレス
1958年 20円
1961年 30円
1975年 50円
1977年 100円
1980年 150円
1984年 200円
1989年 300円
1998年 320円
2005年 360円
2014年 370円 小中学生無料←今ここ pic.twitter.com/2GRc0JDYvS— 広島城さん(だいたい430歳) (@hiroshimacastle) January 30, 2020
〇広島市中区基町21番1号
〇TEL:082-221-7512
〇天守閣 料金 大人370円/65歳以上・高校生180円/中学生以下無料
開館時間 3月~11月…9~18時/12月~2月…9~17時 ※入館は30分前まで
休館日…12月29~31日
〇公式ホームページ http://www.rijo-castle.jp/
最後まで読んで頂きありがとうございました。