広島市南区にある「元宇品公園」。元宇品と言えば、橋というより道路でつながってはいますが「島」です。ある意味「広島市中心部に1番近い島」。原生林が残っていたり、子どもが喜ぶ灯台、そして自然の不思議を感じられる「奇岩」もある魅力的な公園でした。
グランドプリンスの先です
島に入って、グランドプリンスホテル広島の前の駐車場を右に入っていきます。
ちょっと登っていくと駐車場があります。
20台ほど停められるでしょうか。いざ、原生林にレッツゴー!
まずは巨大クスノキがお出迎え
森に入ってすぐに目に入るのが、こちらの大きなクスノキ。樹齢は約300年。高さ27m、幹回りは5.9mもあるそうです。
ちなみに屋久島の「縄文杉」は、樹齢7200年、周囲は16.4mとケタ違い。が、高さは同じくらいのようです。
童話に出てきそうな灯台
大木の奥に、そっと佇む灯台。魅力的です。
1950年に作られ半世紀以上、瀬戸内海の海の安全を守ってきたそうです。
原生林に覆われています
この公園は1950年に、瀬戸内海国立公園に追加指定され、国有林となっているため、動植物の保護が義務付けられています。確かに一瞬、ものすごい山奥にいあるかのような錯覚を覚えます。
主にあるのは広葉樹の原生林。クスノキ、コジイ、アベマキ、アラカシ、ムクノキなど。動植物が記されています。
山道を降りていくと…
適度な山道。階段はしっかりあるので、子どもも普通に歩けます。駐車場から歩いて10分ももかからないうちに海が見えました。
広島市中心部では最も広いであろう砂浜です。フェリーが行き交います。
自然の神秘「奇岩」を発見!
「海食崖」(かいしょくがい)と呼ばれる、海の波による浸食でできた崖があります。現在の海水面より数メートル高かった約6000年前の縄文時代にできたそうです。
それにしても海がきれいです。
多くの釣り人がいました。
砂浜で子どもたちは貝殻を集めて大喜び。そういえば、貝殻が集められる海岸は、広島市中心部にはあまりないような気がします。
島には多くのネコが
島では多くのネコをみかけました。海とネコ。こちらも童話的です。実際には釣り人のエサや、釣りの魚がお目当てなのかもしれませんが。
トイレは駐車場にのみ
トイレは駐車場だけなので、海に出る前に済まして行った方が良さそうです。
残念ながらオムツ替えスペースはありませんでした。
定休日:なし
アクセス:広島電鉄電車「元宇品口」で下車。徒歩30分