普段、広島市中心部の遊び場や公園を紹介して行っていますが、“本当の中心部”で、ちょっとした子どもが遊べるスペースを探してみました。ちょっと時間が余った時、特にバスや電車で中心部に行ったときの、街歩きの参考になりましたら。
今回は紙屋町から、ちょこっと歩いてみました。
あるくのすけ
目次
紙屋町周辺
原爆ドーム前の電停からスタート。
もちろん南側には平和公園はあるのですが、あまり行かない北側へあえて行ってみます。
旧広島市民球場跡地 実は解放されています
原爆ドーム電停のすぐ北側。
ご覧の通り、広ーい跡地。駐車場のように少しのじゃりと、固い地面に覆われています。実際、入って左側(西側)は、観光バスなどの駐車場になっていて、たまに車が出入りしていました。
あるくのすけ
そんな「跡地」、実はイベントの日以外は一般開放されているようです。
午前8時半~午後6時
ペットの放し飼いや花火など、ゴルフや野球、サッカーなど、他の利用者に危険が及ぶ可能性のある利用などは禁止されています。イベントで見ますが、普段は入れないのかと思っていました。
↓こんな休憩スペースも。
↑確かにイベントの時には、こんなスペースがありました。飲食店があるときは、このスペースが重宝しますが、普段でも弁当を持っていけば食べられそうです。
↑一応トイレもあります
広場の隅には懐かしいモノが!
なぞの白い壁が・・・
北側の隅っこに残っているのは・・・わかるでしょうか、旧市民球場の「ライトスタンド」です。広場が広いので、かなり小さく見えます。あのカープファンで埋まった野球場のライトスタンドって、こんなに小さかったんだ。
↑近くから見ると、なんとかスタンドの上の方を見ることができます。雑草がスゴイ生えていたりして、もはや軽く「廃墟感」が漂っています。このままで良いのでしょうか・・・。そもそも入れないので、ちょっともったいない感じもします。カープファン有志がたまにそうじをしているとも聞きますが、行政も何か対応して頂きたいかなと思います。
↑地図にもスタンドが残っていました!
ハノーバー庭園
市民球場の北側には、適度な広さの庭園。「ハノーバー庭園」です。第二次世界対戦で破壊された西ドイツのハノーバー市と、広島市の交流の中から、1980年に作られました。ハノーバー市の「ヘレンハウゼン公園」の花壇の一部を模しているそうです。形は、同市の紋章を表現しているそうです。
写真が悪いのですが、もっと花であふれています。真正面に見えるのは子ども文化科学館。プラネタリウムなどがあります。ここも遊び場と言えば遊びです。
↑旧市民球場跡地のすぐ北側です
中央公園(緑地広場)
なんと42ヘクタールもある広大な公園。広島城、県立総合体育館(グリーンアリーナ)、ファミリープール、広島市立中央図書館、ひろしま美術館、このあたりまでが全部「中央公園」なんですね。
広大な芝生広場に・・・
グラウンドのような広場。
散歩道も感じが良いです。
あるくのすけ
ちょっとした池や」水遊びのスペースもあります。
芝生で遊んだり、バーベキューをしたり、近くの保育園児たちが散歩に使ったり、ジョギングをしたり・・・まさに広島市中心部の憩いの場。
グラウンドの中心にはランドマークの木があります。
この日はどこかの中学校が課外学習の場にしていました。秋は気持ちよさそうです。
ちょっと痛い植物?があるようです。
欠点は駐車場がほぼないこと
すぐそばには土日だけ路上駐車できるスペースがありますが、すぐにいっぱいになってしまいます。近くの市営駐車場からはちょっと歩きます。バーベキューとか荷物のいる遊びをする場合以外は、バスや電車で行く方が良さそうです。と言っても、やはり、けっこう歩きますが。
↑すぐ側にはリーガロイヤルホテルやパセーラなどが見えます。すぐ近くにこの広大な敷地。
実はなくなるかもしれません
都心に広大な空間を作っている中央公園ですが、サッカースタジアムの建設候補地のひとつになっています。候補地は3か所ありますが、ここが一番有力な様子。すぐそばの基町住宅の住民が反対していて、まだどうなるかはわかりませんが、スタジアムができると、公園としては楽しめなくなりそうです。
基町 河川敷公園
中央公園のすぐ西側。太田川に面しているのが「基町 河川敷公園」です。
空鞘橋から見ると、これぐらい広い。
春はお花見。秋はバーベキューの人たちでにぎわいます。
ちょっとなだらかな芝生広場。ボール遊びをすると川に落ちるので注意。遊ぶならフリスビーとかでしょうか。
↓公園沿いの道は、サイクリングロードになっていて、けっこう飛ばしてくるので、子連れは注意が必要です。
まとめ
歩いてみると、意外といろいろありました。原爆ドーム前から中央公園を目指すとけっこう遠いのですが、このルートで歩けば、少しは楽しめるかもしれません。お散歩ルートにどうでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。