新型コロナウイルス対策の外遊びとして「登山」をおすすめしている今日この頃。今回は、安佐南区祇園の北側にある武田山(たけだやま)(標高411m)です。
あるくのすけ
アクセスは?
電車でも、そして車でも行ける便利なお山!
ご覧の通り、武田山登山口。JR大町駅。そしてここには書いてありませんが、春日野団地の北東側からも行けます。駐車場もあるとか。
電車は?
JR下祇園駅から歩いて行けます。けっこうかかりますが。
駅前には、こんな感じの良いパン屋さんが。チョココロネとか、いろいろ菓子パンが売っていました。
登山口までのマップはご覧のとおり。広島市のHPからです。
車の場合
登山口がいくつかありますが、一番メジャーと思われる武田憩いの森から行きます。地図は、相当アップにしないとわかりませんが、祇園のイオンモールのすぐ近く。広島経済大学の西側です。(青い丸のところです)
細い道を進みます。
相当細い道。だんだん心配になってきたところで看板発見。
すれ違えないので、横に避けるしかありません。気を付けて~
ちなみにけっこう歩いて登っている人たちを見かけました。すいません、楽して。
武田憩いの森を発見!
そして到着!
駐車場あり。停められるのは10台くらい先着順です。このちょっと上も停めようと思えば停められます。
武田憩いの森。きちんと整備されています。
いすとテーブル。ご飯が食べられます。
ちょっとほっとするような森です。よく手入れされている様子。
登山スタート!
登山口
さらに車道を登ると登山口に着きました。車がここにも数台は停められそうです。ここまで来て停められないとかなりブルーになりそうです。
登山ルートの看板がありましたよ!今回は赤い線のルートで登ります。
登山口→馬返し→御門跡→城跡(千畳敷)→頂上 ですね。銀山城というお城があったので、登山ポイントがお城の名前なんです。
登山口すぐは級坂
最初はちょっと急な坂。でもきちんと階段が作られています。
土砂が流れたような跡がありました。被災したのでしょうか。
5分ほど登るとなだらかな道に。
↑看板が倒れていました。土砂が崩れたのでしょうか。
なだらかで歩きやすい道です。
分かれ道の度に看板がきちんとあります。
それにしても親子連れの多いこと!子供たちだけで登っているグループもいましたよ。
適度なタイミングで丸太ベンチを発見!親切です。
山が開けてきました。南側。頂上への期待が高まります。
馬返し
登山口から30分ほどで「馬返し」という広場に到着。
なぜに馬返しかというと、ここから先のお城の中は、「馬しか使えないくらい急になっていたから」だそうです。
そしてここかお城の南東部だったそうです。
イオンモール祇園が、あんなに小さく!
↑ やっぱり丁寧に看板がついていました
御門跡(ごもんあと)
銀山城の門があったと言われる場所だそうです。
なんとなく門のような感じ?石積みが目立ってきました。
ここまでくると山頂はもうすぐです。
気持ち良く開けた場所を発見!
わかりますでしょうか。広がっているのは春日野団地です。
千畳敷
昔はここに、お城の本丸があったそうです!今やその面影はありませんが・・・お侍さんが行き来してたのかな、なんて想像します。今は普通の山に見えますが、不思議です。こんな高いところにお城を作って、大変そうですね。
大きな岩を発見!お城の一部だったのかな?
ちょっと急な坂ですが、根っこがあちこちに「取っ手」みたいに飛び出しています。ちょうどいいのでつかみながら登ったよ。
ついに頂上へ!
頂上までの最後の級坂!
このあたりは、けっこう急でロープをつけてあるところもありましたよ。登山道からのんびり登って1時間弱でした。頂上の眺めはご覧の通り!
南側は似島。そして、なんと周防大島まで見えるんです。写真だとどれだかわかりにくいので、ぜひ実際に行ってくださいね
広島経済大学のグラウンド。
似島↓
お弁当にちょうどいい岩がごろごろとあります。平で座りやすいんです。
頂上には「銀山城」の歴史について書かれていました。武田信光という甲斐(山梨)のお侍さんが建てた城なんですね。(あの武田信玄の先祖?)1221年から1541年までの300年間、安芸国を支配しようとした武田氏の一大拠点だったそうです。
実にお弁当が食べやすい。中学生くらいの子供の集団。お年寄り。親子連れは4組いました。
JR下祇園駅前で買った、チョココロネをおいしく頂きました。
かかった時間は?
4歳児と小学1年生で、登山口から山頂まで、約1時間かかりました。子供連れもいっぱいいたし、深入山よりは簡単で、あっという間でした。ただ駅から登ると、さらに30分は覚悟した方がよいと思います。
まとめ
市街地に近い場所だけど、森は深いので、満足度の高い山でしたよ。三滝山や牛田山が駐車場に困るのに比べると、駐車場が登山口にあるので、車でも行きやすいと言えそうです。山頂が適度に広いので、走り回って遊べます。初心者登山におすすめです!
最後まで読んで頂きありがとうございました。